【特別展示】地図で時のぼり!長良川と治水のひみつ
木曽川・長良川・揖斐川をあわせて「木曽三川(きそさんせん)」と呼びます。流域の広さはおよそ9,100平方キロメートル。日本でも有数の大きな川の集まりです。
三本の川はそれぞれちがう山から流れ出て、広い平野を通り、伊勢湾へとそそいでいます。
この地域は東海地方の中心として発展してきましたが、昔はたびたび洪水に苦しめられてきました。川が網目のように入り組み、高低差も大きいため、大雨のあとには流れが変わってしまうこともあったのです。
そんな中で、人々は集落を囲って守る「輪中」を作ったり、大きな治水事業も進めたりしてきました。
この展示では、長良川を中心に地図や資料から治水の歴史をたどります。
輪中や霞堤、たくさんの治水事業、長良川河口堰などを通して、川とともに生きる知恵を、わかりやすく紹介します。
川をのぼるアユのように、みなさんもいっしょに“時のぼり”しながら、木曽三川の昔と今を旅してみませんか。
関連講座
市民講座「長良川の治水の歴史」
開催日時:2/21(土)13:30~15:00
開催場所:当館会議室
定 員:20名
申込期間:1/17(土)~2/6(金)
講 師:岐阜県歴史資料保存協会会長 髙木敏彦氏
市民講座「水をめぐるまち歩き~長良川中流域~」
開催日時:3/21(土)13:30~15:00
開催場所:当館エントランス集合 長良川を散策
定 員:20名
申込期間:2/21(土)~3/6(金)
講 師:岐阜大学名誉教授 富樫幸一氏


